KAGARI YUSUKE

【特注×1点もの】ウォールパスケース [黒亀裂] Type-A / PS01-cc/bk

Name: 【特注×1点もの】ウォールパスケース [黒亀裂] Type-A / PS01-cc/bk
Brand: KAGARI YUSUKE
SKU: 6342-28703
Price: 13750 JPY
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サイズ	縦	横	対応枚数
ワンサイズ	10cm	6.7cm	約2枚

商品説明

シンプルゆえに使いやすい。

シンプルな構造だからこそ使いやすいパスケース。交通系ICカードのSuicaやPASMOがジャストサイズで2枚入ります。

中央には円形の空洞があり、通したいカードの面を機械にあてると、カードエラーを防ぎそのままタッチスルーがしやすくなっています。

ユニセックスなデザインなので男性へのプレゼントや、色違いでお揃いで持つのもお勧めです。

2018年の新壁

カガリユウスケ2017新作個展「追複」から始まった、新たな技法「亀裂彫り」。

ベースの黒い壁に彫刻刀で亀裂を1本1本彫り出し、白ペイントを入れたこちらのカラーは2018年の新色となります。
※掲載されている商品と同じ柄のものが届きます。

カガリユウスケが愛され続ける理由

カガリユウスケのコンセプトは「壁を持ち歩く。」

カバンとは、とても個人的な「持ち歩く空間」である。中身は部屋、外は外壁。そんな観点から、携帯する空間の再構築とその空間を構成する壁としてのカバンを製作しています。具体的に、革の表面を建築用のパテでコーティングし、しっくいの壁のような質感を表現した革製品を展開しています。

一つ一つハンドメイドで仕上げられ、塗り方や彫り方によって一点一点異なる表情のため、自分だけの特別感を感じることができます。

触っていたくなる独特の凹凸ある手触りや時間の経過とともにパテが剥離していく感じがクセになります。使い込むにつれて表面にツヤでき、なめらかになっていく経年変化もお楽しみいただけますので、1年、2年...とその先どんな表情を魅せてくれるのか継続してワクワクさせてくれます。

また、表面に使用しているパテには防水効果もついており、防水スプレーなどの手入れに手間のかからない素材となっています。

カガリユウスケの経年変化について

カガリユウスケの革の経年変化を詳しく知りたい方は「カガリユウスケ (KAGARI YUSUKE) の経年変化。」をご覧ください。

ラッピングについて

当店では、ギフトラッピングを有料(220円)で承っております。

ご購入手続きを進めますと「ご注文情報の入力」ページに、ラッピングの有無を選択する箇所がございます。ラッピングをご希望の際は「希望する / 220円」のボタンを選択してください。

なお、ラッピングありでご購入された商品の返品はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。

より詳しくは、ギフトラッピングについてをご確認ください。

カガリユウスケの作品について

カットした革に建築用のパテを塗り、2週間ほど寝かして乾かす。
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その後、デザイナーによって組立られるが、ミシン目を隠すために再度建築用のパテを塗る。
※この作業には「壁にミシン目は存在しない」というこだわりが現れています。
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再度2週間寝かせて、仕上げのニスを塗って完成！

どれも製作に最低1ヶ月以上かけて作られた作品です。
ぜひ一度手にしてみて下さい。

※作品の性質上、塗り方によって一点一点表情が異なります（画像と表情が異なる場合がございます）。また、折り曲げた部分などあらかじめひび割れや剥離を起こしている場合がございます。使用していくにつれてそれらが現れる可能性もございます。最終的には、その経年変化を楽しんでいただく作品ですので、ご了承ください。

「亀裂」について

2017年から始まった新たな技法「亀裂彫り」。壁に彫刻刀で亀裂を一本一本彫り出している。パテを塗った壁革に汚れ防止のニスを塗る。パターンを切り出す。亀裂を彫る。亀裂に墨を入れる。余計な墨を洗う。乾燥させる。縫製する。縫製で出たミシン目をパテ埋め。乾燥させる。パテで埋まった亀裂を掘り起こす。仕上げのニスを塗る。そして乾燥させて完成…と非常に手間がかかる。さらに、亀裂を彫り出すときは下書きなしの一発勝負。非常に神経を遣う上に、リュックをひとつ彫ると彫刻刀が2本ダメになる。

それでも亀裂を彫るのは楽しい。何度も何度も彫っていくうちにふと、亀裂は雷に似ていると気づいた。乾いた田んぼのひび割れに似ていると気づいた。メロンの網目に似ていると気づいた。キリンの柄に似ていると気づいた。ぼくの手に刻まれたシワに似ていると気づいた。

ぼくは都市は生き物だと思っている。壁はその表皮だ。ならばひび割れは彼らの皮膚に刻まれたシワであり、生きている証といえる。ぼくの技術は彼らの本物の美しさにまだまだ到達していない。いつか超えたいと思いながら日々彫っている。

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